time-is-money.



きぃが幸せそうに
マスターのコーヒーを
飲むからなんだよ??



これはいつか
おしえてあげてもいいよ??
なんて
心のなかでも
ちょっぴり見栄を張ってみる。


そんなことを私が
考えてるなんて全く知らない
マスターは(きぃもだけど)
注文を鼻歌交じりに
繰り返しながら
準備をしにいった。



そしてそのマスターを
目の端に見送って
ふと目に入ったのは
キャンドル脇にある
キャンドル程の大きさの
赤い帽子をかぶり
ぽんちょをはおった
トナカイの人形。




< 26 / 123 >

この作品をシェア

pagetop