time-is-money.


ソルトが動いていることさえ
信じづらいのに
その上私にソルトを
くれたのは
サンタクロースだなんて。

信じられない...
状況について行けていない
私をおいてソルトは
はなしを続ける。

「主人にソルトを
買わせるように仕向けたんだ。そしてそして小夜が
欲しくなるように
一生懸命見つめたんだぞっ。」


「どの席に座っても
ソルトは小夜のテーブルに
なるようにしとくのが
たぁいへん
だったんだからなっ。」



「おぉい。
聞いてるのかぁ-??」



しまいには手を
私の顔の前で振って
かまってアピールをする
ソルト。


何でソルトが私のところへ
来たのか全く
分からなかったけれど
私は一生懸命話すソルトが
かわいくて
そっか
と頬をなでてあげた。



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