time-is-money.


次に手を繋いでくれるのは
いつだろうかと、
勝手に悩んでいた最近すら
懐かしく感じた。



私に残された
選択肢はきぃを
信じてひたすら待つこと。



それだけだった。






好きだよって
別れ際に言われて、

余計にきぃが遠くて、
何を考えてるのか
全くわからないきぃを、
想像することさえ。


拒絶されているように
感じた。



いつものように背中に回される手。



いつも以上に力のこもるきぃの手。


ぬくもりを感じ取るほどに
リアルな映像が、頭で流れる、流れる。

サヨナラ??


バイバイ??






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