ご主人様との秘め事
「五箇条その4、俺の命令は絶対」
神崎が口角をあげて、意地悪そうに笑う。
「絶対ってそんな……………… 変なのはヤメてよ?」
「例えば?」
「例えばって…… それはその……… ねえ?」
すると神崎の指が伸びてきて、あたしの顎を捕まえる。
「キスしろ、とか?エッチしろとか?」
ギャぁあああ!!!
なんでそんな言葉を言えるのこの人は!!
恥ずかしくないわけ!?
「ちょっ、何言って……////」
「こういう命令、もちろんするよ?当たり前じゃん♪ご主人様の特権だし」
イヤぁぁああああ!!!
あたしの叫び声が、大きく響き渡った。