Rainy Days
「……やけに素直じゃん」
いつもは散々当たり散らすくせに
『どうせ匡人に逆らっても無駄じゃない…っ…!!だったら最初から波風立てないほうが安全かなって…』
「ふ~ん」
つまんね―
頭を挟むようにソファにつけていた両手は今、凪のブラウスとスカートにのばされている
『ちょっ!!なにして…っ…』
その先はキスで塞ぐ
「凪のくせにムカつくんだよ」
余計なこと考えやがって
俺は嫌がるお前を溶かすのが好きなんだよ
「ここでヤる」
そう言うと凪はマジで暴れ始めた
『待って!!本気でやめて!!』
「うるさい」
面倒臭い女…
俺は凪の手首をまとめて、片手で押さえつけた