Rainy Days
『弟が帰ってきたらどうすんのよ!!』
「さあ?その時はその時…」
俺の知ったこっちゃない
『…最悪っ!!』
それはどーも
「黙れ」
凪は拗ねて俺から思いっきり顔をそらした
ブラウスのボタンをひとつずつ外す
「冷たいな…」
外気に晒された肌に触れるとヒンヤリと冷たかった
『……どっかの誰かさんと雨の中走った上にシャワーも浴びさせてもらえませんでしたから』
「だからあっためてやるって言っただろ?」
凪の胸に顔をうずめて敏感なところを舐めあげる
『…っ…あっ…』
押し殺すような甘い声が聞こえてくる
「体は口より正直だな…」
凪はますます俺から顔をそらした
「こっちむけよ」
『…っいや!!』
「ホントに素直じゃねーな…」
俺は仕方なく凪の頬に手をやり、顔を向けさせる