Rainy Days
『なにをどうやって考えたらその結論に達したのか教えていただきたいですけど?』
「タバコの味が嫌なんだろ?だったら慣れろ」
『匡人がタバコをやめれば済む話なんじゃ…』
「俺は死ぬまでタバコはやめない」
『……バカじゃないの?』
心底呆れているこいつへ、一番の反撃をする
「タバコの味がわからないくらい無茶苦茶にされたいか?」
いつもの顔で微笑むと凪は慌てて頭を横に振った
『いい!!』
隣を通り抜けようとするその腕を掴む
「ほら…」
未だに照れて顔をふせようとする凪の顎を無理やり上げさせる
「遠慮すんな―…」
こうしてこいつをからかって遊ぶのが俺の楽しみだ―…