俺様なホスト、狼族の王子様との秘密のキスは蜂蜜の味
彼は狼の姿になっていた。


金色と銀色の毛をしていて、同じ色の瞳をしている。

「お、狼!?」


私は、驚いて、しばらく声を失った。


『俺は狼族の王子だ。おまえに名前を明かそう。俺は、ウルフ』


ビクビクしながら私も名乗った。


「わ、私はシープ」


狼と羊……?


このまま食べられるの?


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