メカニカルガール
「心配したんだよ?もう8時を過ぎているに、どこにもいないんだもの」


「本当デスカ?モウシワケアリマせん」


アルテミスは急いでベッドから起き上がり、身支度を整える。


絡まった長い髪をとかそうと、鏡台に置かれたブラシを掴む。


すると、エドワードの掌が重なった。


「僕がやってあげる」


「……ハイ」


アルテミスは素直にブラシを渡すと、鏡台の前に座った。


< 21 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop