メカニカルガール
「アルテミス?」


「な、何デモ、ありまセン。スグニ朝食ノシタクをイタシマス」


まるで、逃げるように部屋から出て行ったアルテミスの後ろ姿を、エドワードは不思議そうに眺めていた。


「胸ガ…アツイです。エドワード様」


焼けるように熱くなった胸を押さえながら、アルテミスはゆっくりとキッチンに向かった。


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