メカニカルガール
「……エドも、ずっとマリエの事を好きでいてくれてるって、思っていたわ」


「…マリエ」

「なぁーんだ。だったら、この前告白された人と付き合えば良かったわ。エドより背が高くて格好良かったんだから」


瞳を真っ赤にしながら、マリエは微笑んで見せた。


それは、最大の強がり。


そして、掴んでいたエドワードの腕を離した。


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