メカニカルガール
「ほら、さっさと追い掛けなさいよ。アルテミスの事…」


「ありがとう。マリエ」


エドワードは、とびっきりの笑顔を残して部屋を飛び出していった。


「なによ…。あんな笑顔見せるなんてずるいわよ。バカみたい!!エドも…マリエも…バカ…みたいっ」


マリエは、一人泣き叫んだ。


戻ってくるはずのない、大好きな人の名前を呼び続けて。


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