あたしの俺様執事様。



…とわ言ったものの。

みんなの思った通り。

あたしはすっかり迷子。
もう、やなことばっか!


迷子になってから
もう1時間ぐらい…。

ここはどこだ?
だれか助けてえ…


「もう無理い…。」


なんてお子様なあたし
なんだろうか。


なんだか涙がでてきそうに
なってくる…。



そのとき。


"ふわっ"とあたしの
体が宙に浮いた。



「…ひゃあっ!!」








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