あたしの俺様執事様。
「…そりゃ今すぐいかなきゃだな。」
海斗も驚きを隠せないようだ。
あたしたちはすぐに
観覧車を降りて遊園地からも
でてタクシーをひろった。
亮太くんが交通事故…?
信じられない…
昨日まで元気だったのに。
もしかして
死んじゃってるなんて
わけは、ないよね?
怖い…怖い…。
手が震える。
すると海斗はあたしの
手を握る
「大丈夫、大丈夫。」
海斗だって不安なのに
いつだってあたしのことも
考えてくれてありがとう。
どうか…亮太くんが
無事でありますように