あたしの俺様執事様。




その声とともに
ステージの陰から出てきた
一人の人物――。



「ご紹介にあがりました。わたしがこの学園の支配人。夢花拓海(ユメハナタクミ)や。」



…かっ関西弁!?

なにあの人…

20代後半ぐらいに見える。
スタイルは抜群。
身長は軽く180せんちを
越えてるだろう。
髪の毛はふんわりいまどき。
そして遠くからでもわかる
顔立ちのよさ。


こんな人が…支配人!?



「俺はこの学校を誇りに思ってるんや。なんか留学中にずいぶんとけがれてもうてるみたいやなぁ…。」



この言葉で、この前校長先生が
言っていた言葉を思い出す。



――――――――



「でも、この学校も建設者、支配人がいた頃は恋愛禁止だったみたいよ?いまは支配人は海外留学中らしいけどね。」



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