あたしの俺様執事様。
―昼休み―
あたしたち四人は
いつも通り昼休みに集まった。
やっぱり話題は朝のことで…
「バレんの怖いよね…」
望がおびえた声でいう。
「でも大丈夫だろ。みんな俺たちがただ普通より仲良しって思ってるだけで、付き合ってることはしらねぇはずだからな…」
海斗がいった。
みんな不安なのは一緒だよね。
執事とお嬢様、
付き合ってるのはあたしたち
だけなわけじゃないはず。
恋愛感情なんて
とめられるものじゃない
んだもん。
高校生で恋愛禁止なんて…
ありえないっつーの!!