あたしの俺様執事様。
背中がぞくっとした。
そこにいたのは…
支配人の夢花拓海と
…かんなさんだった。
「んはぁっ…拓海さん…」
夢花拓海はかんなさんを
壁に押し付けながら
激しくキスを落としている。
恋愛禁止とかいってんのに
キスなんてしてんなよ…
「なあ、一つ聞いてもええか?」
「なんですの?」
「この学園で、彼氏彼女の関係のやつらを教えてほしいんや。教えてくれたらまたキスしてやる。」
忘れていた…
あたしと海斗の関係を
知っている人物、
かんなさんの存在を。