あたしの俺様執事様。




あたしは体をくねらせて
夢花拓海から離れる。



「望…学園で話すよ…。今日は亮太君と先にいってていいから」



望は亮太くんと目を
あわせて、
心配するような
まなざしをむけながら
寮から出て行った。





はあ…もう本当に嫌だ。





なんでまだ始まった
ばかりの一日がこんなに
疲れるんだろうか。










「お願いだから、いきなり抱き着いたりしないでよ?みんなに誤解されても困るから。」



「はいはい。じゃあ学園にいこうか俺達も。」





絶対わかってないし…





< 142 / 180 >

この作品をシェア

pagetop