あたしの俺様執事様。




「…なによいきなり。」


「お前さー、俺の前でもちゃんと笑えよ。」


「誰があんたの前なんかで…」


「ちっ…はやくいくぞ。」








なんでそんなことを
言ったんだろうか?

あたしがこんなやつの
前なんかで笑ったり
しないんだから。

もう…眉間にシワばっかり
できちゃうんだから。













学園に着く。
あたしたちは遅刻のようだ

遅刻って一番最悪だ…





「あんたさ、いつまで着いてくる気なの?支配人の仕事は?」



「校長に全部まかせといた。」



「かわいそ…人使いあらっ」



「あ?なんか言ったか?」



「いや…なんも…」








あたしは教室へと行く。
教室の扉をあけると
思ったとおり…
みんなの大注目になる。





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