あたしの俺様執事様。
「は?あの子一体なんなの」
「海斗様はどうしたの?」
「支配人にまで手出して…」
あの女三人組は、
わざとあたしに聞こえる
ように悪口をとばしてくる。
もう…慣れてる。
こんなのへっちゃらだし。
昼休み―。
夢花拓海は執事会に
参加するらしくていない
望は少し怒った顔で
あたしのところへきた。
きっと…誤解してるよね。
「すず…どーゆーつもり?海斗くんは篠原さんといたし…」
「うん…実はね…」
今までのことを、
すべて話した。
付き合ってるのがばれた事
条件付きで一度別れた事
そしてその条件が
あたしが夢花拓海のことを
三日間の間に好きに
ならずにいれたら、
もとにもどれるってこと
望は真剣に聞いてくれた。