あたしの俺様執事様。




「名前で呼びたくない…」



「今度、拓海以外で呼んだら罰ゲームだ。」







そいえば海斗ど
であったときも
名前で呼べって
言われたっけな。

なんでみんな名前で
呼ばせたがるのだろうか。

…ああなんかめまいが
してきた…。



「すずか、寝てろよ。」

あたしはまた眠りについた。









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「…海斗…?」


あたしが目覚めると
海斗がヘッドの横に
立っていた。


その顔は寂しい顔なのか…
なにもかんじとれない。


「ごめん…」


いきなり海斗が言う。
え?なにがなの?

そう思ったのもつかのま。
海斗がいきなりあたしに
覆いかぶさった。


「きゃっ…やめてっ!?」


海斗はあたしの声を無視して
無理矢理おさえつける。



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