あたしの俺様執事様。
「お前…熱あんのか?」
そう言って額と額を
あわせる。
「めちゃくちゃ熱い。熱あんなら言えよ。」
「だ…だって…。」
「しょーがねえな。熱が下がってからいろいろやってやる。いつも以上に…」
海斗がニヤっとして、
あたしの耳元に口を近づけ
呟いた。
「激しく、な?」
「ちょっと…海斗お…。」
そんな発言に顔が赤くなる
あたしは変態なのかな?
海斗はそのあと、
あたしのベッドの横で
ずっと頭を撫でてくれた。
いろいろありすぎて
疲れていたからか
そのまま眠っていた…。