あたしの俺様執事様。




「大真面目なんだけど?」



こいつ…絶対ふざけてる。
真面目に答える気が
どこにも見当たらない。

質問を変えてみよう…。




「いや…そうゆうのじゃなくて!ものだよ、ものっ!」




あたしの質問に一瞬
ニヤっとすると海斗は自分の
手をあたしのお腹にあてて




「子供がほしい。」




ニッコニコの笑顔で
そう言ったのだった。




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はあ…本当にあきれる。




「いっその事、子供作っちゃったら?」


「嫌だよお、まだ高校一年生だからっ!!」




望まで意味不明なことを
言い出す。

あたしの周りの人は
みんな頭がおかしい…。




でも本当にどうしようかな、
早く決めないとーっ!

そう思いながらお店を
うろちょろしていた。


するといきなり望が
走ってなにかの前でとまった




「あ、これなんてどう?」




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