あたしの俺様執事様。




「あ、ケーキ食べようよーっ。」



「おう。」




あたしは大きなケーキから
二つ、三角型にきり、
お皿にのせて海斗に渡す。

お腹がすいていたあたしは
もぐもぐと食べる。




「んー!おいしいねえ。」




そんなあたしを見て
クスッと笑うと、海斗は
いきなりあたしの後ろ首を
ぐいっと自分顔のほうに
近づけ口の横をなめた。





「クリーム、うまい。」



「ちょっと…。」



あたしは恥ずかしくて、
顔を赤らめていると、
海斗はあたしをやさしく
押し倒す、





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