あたしの俺様執事様。
寮から教室棟までの移動は
なんと…リムジン。
頑張れば歩きでもいける
距離なんだけどねぇ、(笑)
このリムジンのおかげで
なんとかあたしは
教室に遅刻せずに
はいることができた。
ギリギリセーフッ!!
ホームルームが終わってから
あたしは海斗にお礼をした
「海斗、ありがと。」
「いーえ、仕事ですから…それよりお嬢様少し失礼いたします。」
そう言ってあたしの
前からいなくなった。
学校ではちゃんとした
執事になってんじゃん…
言葉遣いとかさっ
「ちょっといいかしら?」
あたしの目の前に
女子三人がきた。
目がかなり怖いんだけど…
「あんた生意気なのよ。」
あの…いきなり?
「ぶっさいくなくせに!」
は?うっざっ!!
「海斗様をお金で買ったわね!?下劣な方なことっ」
ははあ、そゆことね。