あたしの俺様執事様。



――放課後。


海斗は、執事会とゆう
会議があるらしくて
あたしは一人で寮へと
戻っていた。

リムジンの中からとは
違う風景。

この学園ってすごく
綺麗なんだなあって思った。




"スタスタスタ..."


後ろから足音が
聞こえてきた。


「んぅーっ…!!」


あたしは何物かに
ハンカチで口を抑えられ
近くの倉庫の中へ
連れ込まれそうになる、

精一杯抵抗したけれど
ハンカチについていた
睡眠薬であたしは力が
でなくなってきて、

そのまま気を
失ってしまった…。




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