あたしの俺様執事様。
やっとの思いでついた
校長室…。
コンコンッ
「失礼します。花岡すずかです。今日から入学なんですけど…校長先生から呼ばれて…」
「あー♪すずかねえ。はじめまして。ようこそ夢花学園へ。」
ものすごいフレンドリーな
校長先生なんだろうか。
なんかすごく安心できたっ
…でも案内してくれた
海斗とかいうやつは
いつまであたしの
隣にいるのかな…?
なんだか…うっとおしい。
案内し終わったなら
もう出ていけばいいのに…
でも、次の校長先生の言葉で
なぜこいつがずっと
あたしの隣にいるのかが
わかりたくないけど
わかってしまったのだ…。
「それで…隣にいるのがすずかの執事よね?」
「はい。立花海斗です。」
はっ…はぁぁぁ?