あたしの俺様執事様。





「えっ執事って…」





「なに驚いてるのよ。この花夢学園は代々、執事がつくのが決まりなのよ☆」



最後にウインクをかます
40歳前後の校長先生。



そんなの…
ありえないってーの!!



ニコニコしながら
こっちを見る海斗さん。



「じゃあ頑張ってね、海斗。頼んだわよ。」



「はい。」


あたしはまだ
わけがわからないまま。
でも話しが進んでいく。
ちょっおいていかないで~…




「では、ここで執事の誓いをして下さいな♪」



執事やら誓いやら
わけがわからないよーっ!?

あたしがあせっていると
海斗さんはあたしのほう
を向いた。

真剣な眼差しで私を見つめ、
目がしっかりと合う。




「わたくし、立花海斗は。すずかお嬢様といかなるときでも一緒に、いかなるときでも守ることを誓います。」



なんやら言葉を言ってから
海斗さんはあたしの手をとり




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