あたしの俺様執事様。
あっとゆうまの放課後―
もうあたりは暗い。
そんな中で
あたしと海斗は
学園内の庭のベンチに
座って星をながめてた。
「ねぇ…海斗?話しがあるんだ。」
あたしは静かにあたしは
話しはじめた。
「ん?どうした?」
いつもと違う、
すごい優しい海斗に
あたしはドキドキしてる。
「あっあのねっ!!あたしねっ…海斗と離れなくていいの、すんごくうれしいんだよ?」
てんぱるあたしの目を
じっと見ながら。
うんうん、と海斗は
うなずいて聞いている。
「なんで嬉しいかって言うとね…あたしね…海斗のことが…んっ!?」
いきなりあたしの口に
海斗の人差し指が触れる。
「待て。俺から言う。」
えーっ…
あたし超頑張ってたのに!!
なんなんだよー
タイミング悪いっつの。
ばかばかばかぁ…。
「ダンスのとき俺が本気だったのも。いきなりキスとかしちゃうのも。全部全部…俺はすずかを一人じめしたかったからだ。」
…ほえ?
いまいちわからない。
それってもしかして…?