あたしの俺様執事様。
離れたくない…
時間がすぎるのは
はやいもので…もう夏休み。
あたしは今、
望と電話していた。
『午後からね、亮太と会うんだっ♪』
最近はそんな話しばっか。
望は、あたしと同じで
ダンスパーティーのあとに
告白したらしい。
そしたら見事成功だって♪
あたしの親友と
海斗の親友が付き合うなんて
なんかすごいよねっ。
「望は幸せそうだなあっ!!」
『えーっ。すずのほうがが幸せじゃあん。もうヤっちゃってるし…だってあたしなんてまだそんな気配もないしぃ…。』
「んなあっ…」
そう…あたしと海斗は
あのあと帰ってから
あたしがお風呂に入ったあと
にいきなり…っ!
思い出すだけでやばーい。
海斗はほんとに二重人格。
あのときの海斗は
俺様でエロくて…
って妄想するなっあたし。
『すず、妄想してんじゃないのっ!!』
なんでもお見通しな望。
「ヤることだけが愛情表現じゃないとおもうよ?亮太くんは望のことちゃんと愛してるよ!!」
『うーん…そうだよね。あっそろそろ時間だっ。また今度ね!!…ガチャ』