あたしの俺様執事様。
離れたくない…


時間がすぎるのは
はやいもので…もう夏休み。

あたしは今、
望と電話していた。



『午後からね、亮太と会うんだっ♪』


最近はそんな話しばっか。
望は、あたしと同じで
ダンスパーティーのあとに
告白したらしい。

そしたら見事成功だって♪

あたしの親友と
海斗の親友が付き合うなんて
なんかすごいよねっ。


「望は幸せそうだなあっ!!」


『えーっ。すずのほうがが幸せじゃあん。もうヤっちゃってるし…だってあたしなんてまだそんな気配もないしぃ…。』


「んなあっ…」


そう…あたしと海斗は
あのあと帰ってから
あたしがお風呂に入ったあと
にいきなり…っ!

思い出すだけでやばーい。
海斗はほんとに二重人格。

あのときの海斗は
俺様でエロくて…

って妄想するなっあたし。


『すず、妄想してんじゃないのっ!!』


なんでもお見通しな望。


「ヤることだけが愛情表現じゃないとおもうよ?亮太くんは望のことちゃんと愛してるよ!!」


『うーん…そうだよね。あっそろそろ時間だっ。また今度ね!!…ガチャ』



< 66 / 180 >

この作品をシェア

pagetop