あたしの俺様執事様。
体が凍り付くのがわかった。
海斗となにしてるの?
なんで…なんで…
なんでかんなさんと
キスしてるの?
怒りと悲しみがいりまじり
あたしは自分の感情を
コントロールできなく
なっていた。
「海斗…?なにやってるの?」
あたしの存在に気づくと
かんなさんを思い切り
はねとばす海斗。
「海斗、もっとキスしてよ…」
「お前が無理矢理してきたんだろ!?ふざけんな…」
海斗あせってない?
ほんとに無理矢理なの?
「すずかさん?海斗ね。すずかさんじゃ物足りないんだって。」
「でまかせ言ってんじゃねぇよ!すずか。話しを聞いてくれ。」
「言い訳なんて…聞きたくない…」
今の海斗になにを
聞いてもあたし自信が
信じられないから…。
「海斗は、かんなさんが好きだったんだね?邪魔してごめんね。じゃあばいばい。」
あたしはまた部屋を
出ていく。