あたしの俺様執事様。
親友の悲しみ…



「ぜったい守ります。すずかお嬢様。」


高校生でプロポーズなんて
まだはやいけどね(笑)
プロポーズしたあとの
海斗は少し大人に感じた。


「観覧車でプロポーズなんて…漫画みたいだよ。」


「うっうるせーっ。」


顔が真っ赤になった海斗。
海斗…可愛すぎるよ?


「海斗、かわいっんぅっ」


いきなり海斗があたしに
キスをする。
そして耳元でつぶやいた。

「それ以上言ったら、ここで襲うからな。」


あたしも顔が真っ赤になる。
…変態海斗ーっ!!


「もう一回キスしていい?」


「ああ、はい。」


海斗の顔がみるみる
近づいてくる。

20㎝…15、10、5…

唇が触れるか触れないか
ぐらいの距離にきたとき。


~♪♪♪♪♪♪


「あーっ、最悪。」


あたしの携帯が鳴って
キスがとまった。

そんなに機嫌わるく
しないでよぉーっ。
いつでもできるじゃん?笑

あたしの携帯を
鳴らしたのは望だった。




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