すみれ~小さな恋~

温かさ

「バタン」

いきなり扉が開いた

誰っ??

誰かが入ってきた

近くに来る

この足跡

ー 翼君だ


「すみれ! すみれ! 何所にいる??」

翼君が明かりをつけた

布団にくるまっている私を見つけ出してくれた

その瞬間

温かい体温に包まれる

「すみれ 泣いていたのか?」

何も言わないのに私が泣いてると分かるらしい


その後

ずっと私を抱きしめてくれた



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