キミがすき
プロローグ
再会はある日突然に…
若松 大樹…兄ちゃん。
私より2歳年上の幼なじみ。
私は昔から、“大兄ちゃん”って呼んでいる。
優しくて何でも出来るお兄ちゃんって存在で
私が受けようと思ってる高校の2年生。
大兄ちゃんが中学生になった頃からだった。
だんだんお互い話さなくなり、会わなくなり…。
だけど………
再会はある日、突然だった。
久しぶりに会った大兄ちゃんは
昔とまったく変わらない
優しくてカッコいいお兄ちゃんだった。