La ragazza che si liber di memoriaー鎖のカケラー



……ん……。




……頭が……痛い……。





重い瞼を開け、目が覚めると、見知らぬ部屋。




すると、男が近寄ってきて話しかけてきた。




「大丈夫?…君、昨夜雨の中熱が出て倒れたんだよ?」




雨の中倒れた……?




全然記憶にない……。





私はここはどこかと声を出そうとした。





…………あれ………?




声が……出ない……?





どうして……。






そんなことを思っていると、無意識に口をぱくぱくさせながら男にいった。








゙声が出ない゙






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