La ragazza che si liber di memoriaー鎖のカケラー



男は、私を病院に連れて行くといった。




男は、私が持っていた鞄の中身を見てもいいかと聞いてきた。





見てもいいと言うと、男は鞄の中身を見た。






すると、鞄の中から生徒手帳が入っていた。





生徒手帳には、西宮東高校2年4組桐谷美奈留と記されていた。





゙桐谷……美奈留…?゙





「……うん。…君の名前みたいだ」




゙……私の…名前…゙






「でも……美奈留って可愛い名前だね」





ズキンッ……






"美奈留っていうのか。可愛い名前だな"





……何……これ……。




頭が……痛い……。






「大丈夫!?頭が痛いの!?」




゙……頭が……割れるように痛い…゙





私がそう言うと、男は私を抱えて車に乗せて病院に向かった。





< 25 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop