La ragazza che si liber di memoriaー鎖のカケラー

「美奈留ちゃんのこと？何で一緒にいるのって言われても……わかるでしょ？」



「……友達だからとか言うなよ…」




「そうだよ｡友達なんだから一緒にいるのは当たり前じゃない」






佐々木結がそういうと､クラスメートの奴らは信じられないとでもいう目をして､私を睨みつけてきた｡





……睨んでくる意味がわからないんだけど｡




勝手にそいつが着いてくるだけだし｡






「おい､てめぇ……結をどうやって丸め込んだんだよ!!」




……はぁ？知らないし｡





私は応えるのも面倒くさいので､無言でいると､そいつはさっきよりも睨みつけてきた｡