La ragazza che si liber di memoriaー鎖のカケラー
「黙ってねぇでなんとかいえよ!!」
男はそういって、私の胸ぐらを掴んで睨みつけてきた。
「ちょっと山本くん!!やめてよ!!」
佐々木結がそういういって止めようとしたが、他のクラスメートの奴らに止められた。
………はぁ、何でこう面倒くさい展開になるのかな……。
私は山本という奴の手を振り払って、仕方なく紙にペンで書きだした。
『別にそいつのこと丸め込んでないし。そっちが勝手に友達面してくるだけだし』