奏〜大好きなキミへ〜


「奏楽ー!早くしなさい!入学式に
遅れるー!」


お母さんの声。



「わかったぁー!」



まだ一回も着ていない

新しい制服に腕を通す。


カワイくはないけど憧れていた学校
の制服。


それだけでテンションが上がって
その場で飛び跳ねた。



またうるさいお母さんの声。

うるさいなぁと

呟いた。

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