奏〜大好きなキミへ〜

今日はいよいよコンクール。

メンバーに入れなかったあたしともう２人でミサンガを編んだ。


これから神社に持って行って必勝祈願。


ここからは街が一望できる。

気持ちいい朝の風。

爽やかな朝。



本堂の前に立つ。


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗっ


ﾊﾟﾁｯﾊﾟﾁｯ。



どうか…金賞をとらせてください…

そして先輩を笑顔にさせてください！


用事が済んだあたしたちは学校へと向かう。


歩いていると前方の角から人が出てきた…


光だった。


走って光のところまでいく。

｢おはようございます！｣

｢あっ。おはよ！｣

｢今日いよいよコンクールですね！そでから応援してます。｣

｢うん。奏楽ちゃんが次にステージに上がれるように頑張るよ！｣
｢はい！｣


そう言って別れた。

他の先輩にバレると嫌だしね…


下駄箱で内履きに履き変えて

音楽室へと向かう。


ミサンガはサプライズだから、

…驚く先輩方の顔見るの楽しみっ♪