暴れる羽



数メートルの距離をいっきにつめてきて、右の手を、おもっいっきり振りかざす。



それを避けもせず美羽は片手で受け流す。


そして使わなかったほうの手で、容赦なく腹を殴ろうとする。


しかしそれはひろが体をねじり、足を振り上げたことにより、ひろの腹にまでは届かなかった。



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