alternativeⅡ
純粋に、無垢なままの心で妃を心配してくれるサーシャ。

ふと思う。

サーシャのような子が、私の過去の大罪を知ったらどう思うのだろう。

彼女も私を断罪しようとするだろうか。

そして彼女も知るのだろうか。

本当に恐ろしいのはAOKではないと。

目を覆うような醜い化け物を宿しているのは、むしろ私の心の中なのだと…。

< 98 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop