悪い?
次の日、
楓歌は風邪で休んでた
……暇やなあ
話す人おらん
うち友達少ないなぁ
とか思たり?
「橘さんっ」
「はぃ?
って、あ、鹿妻」
夏輝くん見慣れたら
やっぱ金髪にしか見えん
「楓歌から伝言ー」
「…なに?」
「夏芽、よろしく
…って
どーいう意味?」
って不思議そう
「だからそういうのじゃ
ないんやってーっ」
「へっ?」
首を傾げる鹿妻
「なんかなあ、
夏輝くんとうちを
くっつけたいらしいん」