禁恋
「告白するっ!」

ぱちぱちぱちーっと拍手を受ける。

「よし。今がチャンスよー。瑠奈、彼氏欲しいってぶつぶつ言ってたし。」

愛は、そういうと俺の目を見た。

「でもね、あの兄貴は本当に手ごわいわよ?なんせ、あの容姿だしね。ついでに、瑠奈ブラコンだしね。そんでもって、瑠奈の初恋の人なんてお兄ちゃんなんだから♪」

はい?

「そっそんな重大なことなんで教えてくれなかったんだよ!!告白しようとしてる人の前で言わなくてもいいじゃねえかよ!」

「あらーー、ごめんなさい♪」

盛大に落ち込んでしまった。

あぁー、また勇気が出なくなる。

暗くなってしまった、俺を見て

「い、いいこと教えたげる。瑠奈ね、今先生に花植え任されちゃっててー・・」

俺は、それをきいた瞬間走り出した。

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