禁恋
愛には彼氏がいる。

超~イケメンな彼氏だ。

・・・・まぁ、お兄ちゃんには負けるけど。

二人ともラブラブで、愛からののろけを聞くと、イライラするくらい。


でも、私も彼氏くらい作ってやると決めたんだから!

お兄ちゃんに・・・・おほほほほほほw。


「なぁに、顔にやにやさせてー」

「なんでもないよーんw」

きもいーといわれて怒りながらも、席に鞄をおきに行くと、

「あ、瑠菜おはよ。」

友達の林理人。なぜか、クラスがいっしょになって話しかけられ、話しているうちに仲良くなった。

今はなんでも話せる親友だ。

「おはよぉー理人。」

「てか、瑠菜遅刻しすぎ。」

「これはお兄ちゃんのせいだもんッ!」

「お兄ちゃんとか、ブラコン丸出しだな。」

「そ、そんなことないもんッ!・・・・たぶん。」

「ははは。明日は遅刻すんなよな。」

しないよぉーって答えると理人が私の頭をポンポンっとして「あ~明日が楽しみw」とつぶやいてどこかに行ってしまった。

ん?なんか視線を感じる。

愛がにやにやしながらこっちを見ていた。

「なにみてんの。」

「えぇ~?wべっつにぃー」

「なによぉーッッ!」

「てかさー。瑠菜って好きな人いなぃの?w」

「いるわけないじゃんッッ!」

「ね。理人ってどーなのよ?(妖笑)」

「え?理人?・・・・ん~。考えたことないなぁー。」

考えろよッ!って愛がぼやいていると、「瑠菜ッ!」って言う声が。

「あッ!お兄ちゃん。」

「え♡うそッ!wキャァーーw」



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