雪だるま物語




「うーん。
あっ!したした!私あの時すごいイライラしてて雪だるまくんにゴミ袋ぶつけちゃったんだよ。そのときか…
でも、雪だるまが喋ったの?」


「信じてもらえないかもしれないけど、本当に喋ったんだ。
お前がムーンに話したから、俺浮気してんじゃないかって怒られたよ。
まぁ、そのおかげでアヤにプロポーズできたから、ほんとムーンには感謝してるんだ。」


「ダイキが言うんなら信じるよ。旦那さんの事信用しなきゃこれからやっていけないでしょ!
ムーンくん、私のためにダイキを叱ってくれてありがとう。
ムーンくんがいなかったら私、ダイキと別れるところだったかも。」




< 17 / 22 >

この作品をシェア

pagetop