クリスマスに想いを乗せて

「きゃー!ブランコ!!」私は緊張する暇もなく、はしゃぎながら走って行く。

大樹くんはゆっくりとブランコに座った。

キコキコと音が鳴り響く中、

「よし!あれ、靴飛ばししようぜ!」

と大樹くんが言った。

「うん!どっちが遠くに飛ばせるか競争ね!」

「じゃー負けた方が靴拾い!!」

「え゛〜負けないもん!!」


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