TDLの恋
そろそろあたしの自己紹介は飽きましたよね?
皆様が気にしてなくても続きをお話しますね。
ちょっと時間を早送りします。
と、言ってもたったの2週間ですが。


高校を卒業して、バイトを始めたあたしにとって、2回目の秋。
それは、まだ暑さも残る9月17日。
皆様、あたしの誕生日ですよ、覚えといてくださったら嬉しいです。
暦の上では秋なのに、この暑さ、おかしい!!
地球温暖化だー。
オゾン層がー。
そんなワケで、どんなワケかは解りませんが、とにかく、あたしの誕生日会をバイト仲間の方々が開いてくれるという事なのです!!
あたし的には、サプライズも嫌いじゃないだわよ☆



...と、いうのは嘘です。
サプライズが嫌いじゃないのが嘘なのではなくて、あたしの誕生日なんてとっくに忘れ去られ、と、いうか、皆あたしの誕生日なんて知らなくて、でもやっぱ皆様の前では見栄張りたいじゃん。的な。
バラしちゃった時点でもう、見栄も何もありませんが。
でもでも、何で皆、誕生日という一年で唯一、自分だけが主役になれるそして、祝ってくれる方は嬉しそうに「おめでとう!!」と言う大事な日を聞かないの!?
普通聞きますよね、少なくとも皆様は。
しかし、祝う方は、実際、他人の誕生日なんか嬉しさの実感も何も無くて、ってか、誕生日ってピンと来なくて、「喜ぶ顔が見たいから。」という、所謂、自己満で。
でも、それがわかっちゃったからといって、誕生日の人はその言葉を言われる事がすごく嬉しくて、嫌いな人からの「おめでとう」もちょっとばかし毒づく心もあるかもしれないけど、実は嬉しい。
それと同時に「おめでとう」という言葉のプレゼントは、ちょっと自分の自慢でもあるし、ステータスでもある。...のかもしれません。


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