恋するサンタクロース
「は、はぁ!? ちょ、ちょお、ななな、何言うてんねん大和!」

長門が誰の目から見てもあきらかなほどうろたえる。

「だって、お前あんなに楽しそうに会話しないし。 あんなに笑わない」

「そそそそ、それはエレナちゃん怖がらせたらあかん思たさかいに……」

「お前はそんなに人に気を使わないよ。 いつも人が読書してるのに隣でべらべら喋りまわってる」

「うっ」
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