恋するサンタクロース
ゆっくりと、深呼吸。

それだけで大分落ち着いたような気がする。

カチコチと時計が時を刻む音が白い空間に響く。

その規則的な音をドアの開く音が乱した。

顔を上げるとそこには私服に着替えた長門の姿があった。
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